沖縄事業所の環境への取り組み

環境保全活動の実績

水質汚濁対策

沖縄事業所では、所内で発生した排水に含まれる水質汚濁物質の低減に努めています。
構内にはAPIセパレーターとサンドフィルター(7基)の排水処理設備があり、構内全ての排水がAPIセパレーターへ集約され、油分を除去した後にサンドフィルターによりろ過処理し、沖縄県環境保全協定で定められた規制値以下になるよう管理しています。

  • COD(Chemical Oxygen Demand)
    (化学的酸素要求量)負荷量の推移

  • 窒素負荷量の推移

  • りん負荷量の推移

産業廃棄物とリサイクル対策

沖縄事業所では副生物(廃油)、汚泥、廃金属等の産業廃棄物の発生の抑制と再資源化に取り組んでいます。発生した産業廃棄物を中間処理(脱水、焼却などによる減量化)、再資源化し、最終処分量を削減しています。

化学物質の管理

PRTR指定物質 排出・移動量(2023年度)

沖縄事業所では、PRTR制度※に基づき、特定化学物質の排出・移動量を集計し、化学物質の管理に努めています。

(単位:t/年)

物質番号物質名大気排出量水域排出量移動量合計
53 エチルベンゼン 0.1 0.0 0.0 0.1
80 キシレン 0.5 0.0 0.0 0.5
300 トルエン 3.7 0.0 0.0 3.7
392 ヘキサン 9.2 0.0 0.0 9.2
400 ベンゼン 0.8 0.0 0.0 0.8
691 トリメチルベンゼン 0.1 0.0 0.0 0.1
731 ヘプタン 0.8 0.0 0.0 0.8

注)取り扱いがあっても排出移動量合計が0.1t/年未満のものは省略しています。

※PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)制度
 人の健康や生態系に有害な恐れのある化学物質について、事業所から環境への排出量及び廃棄物に含まれての
 事業所外への移動量を年に一度国に届け出、国が公開する制度で、2001年4月より施行されています。