沖縄事業所の安全への取り組み

沖縄へのエネルギー安定供給

安全かつ安定的な操業に努め、石油製品の安定供給を通して沖縄の発展に貢献します。

所内防災訓練

沖縄事業所では、各種訓練により災害時の防災体制と防災活動の習熟を図っています。

東部消防本部との合同防災訓練

事業所が所在する小那覇地区石油コンビナート等特別防災区域を管轄する東部消防本部との合同防災訓練を毎年実施し、自衛防災組織と東部消防本部との連携強化を図っています。

石油コンビナート等総合防災訓練

東部消防本部を始めとする近隣公設消防、中城海上保安部、沖縄県警等の防災関係機関の他、内閣府沖縄総合事務局や沖縄県、西原町から約35機関が参加する沖縄県石油コンビナート等総合防災訓練を3年毎に沖縄事業所で行い、関係機関との連携強化及び総合的な防災対応力の向上を図っています。

大容量泡放射システム放水訓練

直径34メートル以上の浮き屋根式石油タンクの火災を対象とした大容量泡放射システムの放水訓練を毎年実施し、大規模タンク火災に備えています。

ドラム缶出荷設備設置訓練

BCPの一環として、地震や津波などの災害直後においても貴重なライフラインである石油製品を出荷できるよう、ドラム缶出荷設備の設置・取扱い訓練を毎年行い、災害時の事業継続能力の向上に努めています。

地震・津波避難訓練

沖縄県の地震被害想定及び津波浸水想定に基づき、予め準備されている津波避難場所までの避難訓練を毎年実施しています。
2024年4月3日に発生した台湾東部地震による津波警報発令時には、社員及び協力会社社員の全員が津波到達予想時刻までに余裕をもって避難することができました。
また、その時の反省から、避難場所での保管資機材の追加や避難時の所持品の追加を行い、改善を図っています。

防災設備

消火ポンプ

P-1751A(エンジン駆動) 能力:60,000L/min(3,600㎥/h)、0.84MPa 放水量:3,600kL/h
P-1751B(モータ-駆動)

※災害時に停電等により電気が使用できない場合は、エンジン式のポンプを稼働

消防車

1号車 大型化学高所放水車(放水能力:3,800L/min 泡原液搭載量:1,800L 最高高さ:27m)
2号車 大型化学高所放水車(放水能力:3,800L/min 泡原液搭載量:1,800L 最高高さ:27m)
3号車 泡原液搬送車(泡原液搭載量:4,000L)
4号車 泡原液搬送車(泡原液搭載量:4,000L)

流出油防除資機材

事業所外へ油が流出した際に、拡散防止及び回収に使用するオイルフェンスや油吸着マット、油分散材、油回収装置(コマラ)等を配備し、これら流出油防除資機材の取り扱い訓練を行っています。

ヒヤリハット活動

沖縄事業所では、事故・災害に至らなかったヒヤリハット(ヒヤリとしたり、ハッとしたりする事例)の改善を図り、事故の発生を未然に防ぐ取り組みを実施しています。