保安管理システム
四国事業所では、高圧ガス保安法に基づく保安管理システムを構築し、四国事業所方針を定め、自主保安体制の強化を図っています。
第三者機関による保安力評価
2023年度 四国事業所にて、特定非営利活動法人保安力向上センターによる保安力評価を受審しました。保安力評価は、安全工学会で構築された評価手法で、事業所の保安を支える安全基盤と安全文化の17項目について5段階評価するものです。
その結果、安全基盤および安全文化の各平均値において、石油・石化業界における標準的な水準を上回るレベルと評価されました。
一方、今回の評価で新たな課題が見い出されました。今後の保安管理活動にて継続的改善に努め、保安力の向上に取組んでまいります。
労働安全衛生マネジメントシステム
四国事業所では、労働安全衛生マネジメントシステムを構築し、ISO45001の認証を取得しています。
四国事業所方針に基づきPDCA(Plan→Do→Check→Action)サイクルを回すことにより、組織的・継続的に労働安全衛生改善に取り組んでいます。
ISO45001認証取得
認証取得日 | 2020年1月31日 |
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認証機関 | 高圧ガス保安協会 ISO審査センター |
安全管理活動
四国事業所では、安全管理を最優先と位置づけ、「安全宣言」を掲げています。
安全宣言の基本理念は、「一人ひとりかけがえのない人」という「人間尊重の理念」に基づき、【事故・災害[0]の維持、継続】としています。
日々の業務においては、「基本に忠実、"まず確認"」をモットーに、予防保全の観点から職場環境の整備を行うとともに、TSC運動を始めとする業務改善活動を通じ明るい職場作りを進めています。
TSC運動
Taiyo、Safety、Checkの頭文字を取ったTSC運動は、全所員で取り組む“安全文化の創造運動”です。
2003年度から始まったこの運動は3~5ヵ年を一区切りとし、重点課題を策定しており、2018年度からは第六次5ヵ年計画に取り組んでいます(トップダウン)。また、部署毎の小集団チームを軸に継続型及び改善型の活動を展開しています(ボトムアップ)。TSC運動での取組みは、年1回開催されるTSC運動推進大会にて活動内容を報告しています。
TSC運動とは | ||
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T | TAIYO [太陽] | 太陽石油株式会社と関連企業および協力会社 |
S | SAFETY [安全] | 事故・災害[0]の維持・継続
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C | CHECK [確認] | Taiyo Safety Check運動
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CULTURE [文化] | 安全文化の創造(再構築) | |
CREATIVE [創造] | ||
COMPLIANCE[法令遵守] |
TSC運動推進大会
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発表風景
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指差唱和
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社長メッセージ
所内総合防災活動
四国事業所では、石油コンビナート等災害防止法に基づき自衛防災組織を設置するとともに、近隣事業所と共に共同防災組織を設置し、相互応援体制を確立しています。
また、定期的に各種防災訓練を行ない、自衛防災隊の迅速な防災体制の確立と防災活動の習熟を図っています。
毎年実施している総合防災訓練では、今治海上保安部、今治市消防本部等の関係機関との連携の強化並びに防災対応力の向上を目的に様々な想定を取り入れ、より実践的な訓練を実施しています。
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屋外給水施設の損傷により
消防車の吸水管を海へ投入し取水
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海より取水して消防車より放水
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津波警報発令に伴い避難実施
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道路の陥没に伴う鉄板敷設
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作業船によるオイルフェンス展張
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防災船による流出油拡散処理