2021.11.02
当社は、巨大地震発生時における事業継続計画(BCP)対応訓練を下記の通り実施しましたので、お知らせいたします。
当社では、巨大地震等の災害発生時においても石油製品の安定供給の責務を果たすために、南海トラフ巨大地震や首都直下地震、地域的な地震を想定したBCPを策定しており、訓練や教育等を通じ、BCPに基づく対応能力の継続的な向上、課題改善に取り組んでいます。
今回は、琉球海溝三連動地震(沖縄)の発生により関連会社である南西石油株式会社(沖縄県中頭郡西原町)が被災したとの想定のもと、同社と合同で訓練を実施しました。参加者には訓練シナリオは事前に開示せず、同社と情報連携を行いながら、BCPの実行的運用の確認と対応力の習熟を図りました。
同社と合同でのBCP訓練は今回が初の試みであり、双方で連携の確認や強化を図るとともに、新たな課題の抽出を行いました。
今回、明確になった課題を踏まえ、より実効性、有効性を高めるための対応を進めるとともに、今後も訓練や教育等を計画的に実施することで、有事の際における当社石油製品の安定供給に向け取り組んでまいります。
実施日時
2021年10月25日(月)13:00~16:30
場 所
太陽石油株式会社 本社(東京都千代田区内幸町)
南西石油株式会社(沖縄県中頭郡西原町)
参 加 者
太陽石油株式会社 本社役員 2名
〃 本社社員 19名
〃 沖縄総合事務所社員 2名
南西石油株式会社 役員 1名
〃 社員 11名
訓練の目的
・太陽石油株式会社と南西石油株式会社間の情報連携の確認・強化
・被災地域において早期供給再開を実現するための判断・対応能力の向上
訓練内容
・当日13時20分に琉球海溝三連動地震が発生したと想定し、発災~発災13時間後までの対応を確認する。
・地震発生を受け、太陽石油株式会社本社に危機対策本部を、南西石油株式会社に災害対策本部を設置する。
・危機対策本部の各班が南西石油株式会社、顧客、需要家等から情報収集を行い、供給・販売計画を作成する。
・「石油の備蓄の確保等に関する法律」で定められた「災害時石油供給連携計画」への初動対応を確認する。
訓練写真
-
太陽石油 危機対策本部
-
南西石油 災害対策本部