2024.04.15
近年、気候変動問題の重要性が高まっており、脱炭素社会の実現に向けた動きが加速する中、エネルギー業界に期待される役割は大きくなっており、気候変動への対応が求められています。
当社は、「輝く太陽のように」を企業理念に掲げ、総合エネルギー企業として、地球環境との調和を図り、安全と安心を提供し、豊かな社会づくりに貢献していきたいと考えています。こうした理念のもとで、当社グループが将来にわたって持続的に発展していくためには、気候変動の視点を取り入れた経営の推進が必要になると考え、当社GHG排出量の削減目標を設定し目標達成に向けた戦略等について、2024年4月1日(月)に「TCFD提言に関する情報」を当社ホームページにて情報開示いたしました。
リンク先:TCFD提言に関する情報
今後も、当社グループを取り巻く事業環境を認識し、リスク・機会の分析を深化させるとともに、当該分析を経営戦略に活かし、カーボンニュートラル(CN)社会の実現に向けた取組を一層推進してまいります。
概要
GHG排出量の削減目標
2050年の当社ビジョン
自社事業活動に伴うCO2排出の実質ゼロ(カーボンニュートラル)を目指す
2030年のCO2削減目標
自社事業活動に伴うCO2排出を2013年度比30%削減することを目指す
情報開示の内容
TCFD提言では、様々な気候変動に関するシナリオに基づく検討を踏まえて、自社戦略について説明することが推奨されています。当社では、脱炭素社会に向けた取組の加速により、気温上昇が1.5℃/2℃(産業革命時期比)に留まるシナリオ、現状を上回る施策が取られないことで地球温暖化が進展し、気温上昇が4℃(同上)となるシナリオの2つを想定し分析を実施いたしました。
主な内容
①気候変動シナリオ(2050年までの気温上昇1.5℃/2℃シナリオ、4℃シナリオの2ケース)
②リスクと機会
③指標と目標(GHG排出量の削減目標)
④対応の方向性(GHG排出量削減に向けた具体的戦略)
⑤ガバナンス・リスク管理