四国事業所 生産・技術部 生産管理グループ
2011年入社/情報知能工学科卒業 |
これまでのキャリア 本社 システム部(四国事業所所在)(2011年~2018年) 四国事業所 生産・技術部 生産管理グループ(2018年~現在) |
どうして、太陽石油を選んだのですか?
私は愛媛県今治市の出身で、大学時代を県外で過ごしましたが、卒業後は地元に帰って就職したいと思い、愛媛県内の企業や官公庁を中心に就職活動をしました。県内企業の情報を集めていく中で、太陽石油は人々の生活に必要不可欠なエネルギーを取り扱っていることや、合併や再編が進む業界において創業以来「独立自尊」を貫いていること、「少数精鋭」の企業であることを知り興味を持ちました。最終的には、規模感や知名度などを総合的にみて太陽石油を選びました。
今まで担当してきた業務と現在の仕事内容は?
入社後7年間はシステム部にて社内システムの運用管理や機器の日常点検、保守作業などを中心に行っていました。また、ユーザー部門の改善要望を汲み取り、開発元である協力会社と連携してシステムを改善する業務も数多く経験しました。学ぶことも多く充実した業務でしたが、せっかく石油元売の企業に就職したからには、もう少し石油やエネルギーに近い仕事に挑戦してみたいと思い、前向きに異動を志願しました。
現在所属する生産管理グループでは、多種多様な原油・原料油の中からそのときに最適な油種の選択を調達部門と協議し、生産量と販売量のバランスを販売部門と調整しながら、四国事業所が最適稼働となるように操業計画を立案することが主な業務です。
当社は同業他社と比較すると、原油・原料油を保管するタンクが少ないのですが、その限られたリソースの中で全社方針を実現し、安全で最適な操業を安定的に継続するために、調達、製造、出荷などの担当部署と幅広く関わりを持って業務にあたっています。必然的に本社の人との関わりが多く、本社の関連部署と四国事業所の橋渡し的な役割を担っています。
仕事をしていて嬉しかったエピソードは?
最も印象深いのは「定修工事」です。当社では、数カ月にわたり工場内全ての装置を停止して整備をした後に再稼働させる「定修工事」を4年に1度実施しなければなりません。生産管理グループは、定修工事全体の稼働スケジュール作成、各種製品や基材の確保、装置停止・再稼働時の原油・原料油の処理調整などを担当しています。1年近く前からスケジュール案を作成し、準備をすすめます。停止中にも製品の供給は必要ですからその分の在庫も確保しておかなくてはなりません。原油の処理も止まるので原油在庫を使い切らねばならないし、停止している間には再稼働後の原油のスペースを空けておかなくてはならない…やるべきことは数多くあります。スケジュール通りに円滑に再稼働し、安全・安定運転の状態へいち早く到達することで収益に寄与するためには非常に多くの時間と人員を費やします。それが無事に再稼働できた時には、やり切った!と強く感じます。
職場や部署の雰囲気は?
現業部門をはじめ調達部門、販売部門など多くの部門との関わりがあり、取り扱う案件も多岐にわたるため、電話や打合せなどやり取りが多いです。部署内での報告・連絡・相談をする時にも活発なやり取りがありますので、活気があり、社内でも賑やかな方だと思います。その一方で、各自が担当業務に集中すべき時にはしっかりと集中することができますし、メリハリのある職場だと感じています。
生産管理グループは、グループ員4名という少人数のため、チームワークを大切にメンバー間でフォローし合って業務にあたっています。各自が責任をもって担当業務を行いながら、ジョブローテーションなども実施し、グループとして円滑に業務が遂行できるよう努めています。
就職活動中の学生へ向けてメッセージをお願いします。
私自身は強いこだわりは持たず、幅広く業界や企業を見てきたつもりです。すすめ方は人それぞれだとは思いますが、就職活動をする中で、新たな考え方や転機に出くわしたり、自分のやりたいこと、興味のあることや向き不向きが見えてきたりするものかもしれません。みなさんもぜひ色々な方面に前向きに足を運んでみてください。
1日のタイムスケジュール
8:30 | 出社 | メールチェック |
9:00 | 確認作業 | 装置の運転状態と出荷状況を確認 |
10:00 | 資料作成 | 当月~翌月の原油搬入・処理計画/装置操業計画作成 |
12:00 | 昼食 | |
13:00 | 作業 | 装置運転変更・各製品性状の確認(装置操業計画に沿った運転状態となっているか、製品の性状に問題はないか) |
14:00 | 資料作成 | 打合せ用資料の取り纏め |
15:00 | 打合せ |
現業部門と稼働方針・装置操業計画に関する打合せ |
17:00 | 退社 |
オフの時間の過ごし方を教えてください。
土日祝日が休みなので、家族で過ごすことが多いです。子供と公園やアスレチック、動物園や水族館などに行ったりする日もあれば家で一緒にゲームをしたりする日もあり、休日を満喫しています。また、しっかりと休養をとるようにも心がけています。